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保守の引き継ぎチェックリスト

ホームページの保守を別の会社・フリーランスに引き継ぐときのチェックリスト。アカウント、サーバー、ドメイン、データ、契約の5つに分けて、渡す側と受ける側が確かめる項目をまとめました。

このページはひな形と一般的な情報であり、法的助言ではありません。実際の取引の内容に合わせて書き換え、判断に迷うときは弁護士などの専門家や、公正取引委員会・厚生労働省の窓口に相談してください。法令の内容は2026年10月15日時点の公式の文書で確かめたものです。

使う場面

保守の会社を乗り換えるとき、手放したい保守を別の制作者に渡すとき、前任者と連絡がつかなくなりそうなとき。

書くときの注意

  • いちばん大事なのは「ドメインとサーバーの契約者が誰か」です。保守の会社の名義になっていると、移すのに時間がかかります。
  • パスワードは、チャットやメールに平文で残さず、受け渡しのあとに変更します。
  • 前の保守の契約の解約の予告期間(例: 1か月前・3か月前)を先に確かめ、二重払いや空白の期間を作らないようにします。
  • 前の保守先がフリーランスで、6か月以上の継続的な契約をやめる場合、発注者が特定業務委託事業者なら30日前までの予告が必要です(フリーランス新法 第16条)。
保守の引き継ぎチェックリスト

サイト:
引き継ぐ日:   年  月  日
渡す側:       受ける側:

【アカウント】
□ ドメインの管理画面(登録業者)
□ DNS の管理画面
□ サーバーの管理画面
□ CMS の管理者(WordPress など)
□ FTP・SFTP・SSH
□ データベース(phpMyAdmin など)
□ Google アナリティクス・Search Console・タグマネージャー
□ メール(独自ドメインのメールがある場合)
□ フォーム・予約・決済などの外部サービス
□ 有料のテーマ・プラグインのライセンス

【サーバー】
□ 契約者の名義と支払いの方法
□ プランと更新日・料金
□ PHP・データベースのバージョン
□ 自動バックアップの有無と保管の期間
□ SSL 証明書の種類と更新の方法
□ cron・メールの転送などの設定

【ドメイン】
□ 登録者(WHOIS)の名義
□ 有効期限と自動更新の設定
□ 移管ロック・認証コード(AuthCode)の取り方
□ DNS のレコードの一覧(A・CNAME・MX・TXT)
□ SPF・DKIM・DMARC の設定

【データ】
□ サイトのファイル一式(テーマ・子テーマ・独自のコード)
□ データベースのバックアップ
□ 画像・PDF などのアップロードしたファイル
□ デザインデータ・原稿・素材とその利用条件
□ フォームの送信先・自動返信の文面
□ 改修の履歴・既知の不具合のメモ

【契約】
□ 前の保守の契約の内容(範囲・月額・期間)
□ 解約の予告期間と最終日
□ 未払い・前払いの精算
□ サイトとデータの権利の帰属(著作権の扱い)
□ 新しい保守の契約と開始日
□ 引き継ぎのあとのパスワードの変更と、前任者の権限の削除

法令と公式の情報

法令: 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法。令和5年法律第25号、2024年11月1日施行) ほか

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