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保守の引き継ぎ

保守をやめたい制作者の引き継ぎ手順:伝え方・名義・後任探し

割に合わないホームページの保守を手放したい制作者向けに、実際の時給での判断、契約書と民法の確かめ方、お客に送る文例、ドメインとサーバーの名義の返し方、引き継ぎ資料のひな形、次の担当の見つけ方、終わりの日の確認リストまでを順にまとめました。

割に合わなくなったホームページの保守を手放したい Web 制作のフリーランスや小さな制作会社に向けて、「お客にどう伝え、何を渡し、誰に引き継げば揉めずに終われるか」に答えます。結論は四つです。数字と契約書で「やめる」か「条件を変える」かを先に決める。お客には口頭、メール、合意書の順で伝える。ドメインとサーバーの名義を返す順番を伝える前に組み立てておく。引き継ぎ資料と権限の削除で終わりを確かめる。お客に送る文例、引き継ぎ資料のひな形、終わりの日の確認リストを、そのまま使える形で載せています。

「割に合わない」を数字で確かめる:やめるか、条件を変えるか

やめると決める前に、直近の作業時間から「実際の時給」を出してください。数字が出ると、値上げや作業の範囲を減らすことで続けられるのか、手放すしかないのかが判断しやすくなります。

計算は、月額から自分が立て替えている実費を引き、月の平均の作業時間で割るだけです。作業時間は、直近3〜6か月のタスク管理や、チャット・メールでの依頼の件数から拾います。電話や「ちょっとだけ」の修正も、5分単位でよいので数えます。

計算の例(前提はすべて例です。月額1万円、自分の契約で払っているバックアップのサービスなどの実費が月1,500円、直近6か月の作業が合計27時間、目標の時給が5,000円)

項目 計算 結果
月の平均の作業時間 27時間 ÷ 6か月 4.5時間
実際の時給 (10,000円 − 1,500円)÷ 4.5時間 約1,889円
作業時間はそのままで目標の時給に届く月額 5,000円 × 4.5時間 + 1,500円 24,000円
月額はそのままで目標に届く月の作業時間 (10,000円 − 1,500円)÷ 5,000円 1.7時間

この例なら、月額を2.4倍にするか、作業を月1.7時間までに絞るかしないと目標に届きません。どちらもお客が受け入れにくいなら、手放す判断に傾きます。

やめる以外の選択肢も並べておきます。

選択肢 向いているとき 注意すること
値上げ 作業の中身に満足してもらえていて、時給の差が小さい 新しい月額と、いつから変えるかを書面で伝える
作業の範囲を減らす 「更新の代行」など範囲外の依頼が時間を食っている 範囲外は時間単価で別に請求する、と決める
インフラだけ残す サーバーやドメインの管理は手間が少なく、更新の代行が重い 更新の代行を誰が受けるかをお客と決める
手放す 上のどれでも目標に届かない、または関係を続けたくない 以下の手順で進める

範囲が決まっていない保守は、依頼が少しずつ増えがちです。公正取引委員会と厚生労働省が2024年5月27日〜6月19日に行った調査(回答5,300件。うちフリーランス1,539件)では、取引の条件を「明示されなかったことがある」と答えたフリーランスが44.6%でした。条件を書面にしていない保守は珍しくないので、次の節で「契約書がない」場合の扱いも書きます。

契約書と法律を確かめる:フリーランス法の「30日前」はやめる側の義務ではない

最初に読むのは法律より契約書です。契約書に解約の通知の期限や自動更新の定めがあれば、基本はそれに従います。

契約書で見るところ

  • 契約の期間と、自動更新の有無(次の更新月はいつか)
  • 解約の通知の期限(「○か月前までに書面で」など)と、通知の方法
  • 中途解約したときの精算や違約金の定め
  • 作業の範囲(何が月額に含まれるか)
  • ドメイン・サーバー・有料プラグインの契約の名義
  • 制作時の契約での著作権の扱い(譲渡したか、どの権利まで書いてあるか)

契約書がなく、見積書やメールのやり取りだけで続いている場合も、やめられないわけではありません。月額、作業の範囲、支払日など、合意が分かるメールを集めておくと、伝えるときの土台になります。

フリーランス法の第16条は「発注者からの解除」の決まり

フリーランス法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律。2024年11月1日施行)の第16条は、継続的な業務委託の契約を解除しようとする「特定業務委託事業者」に、少なくとも30日前までの予告を求めています。継続的な業務委託は、6か月以上の委託(更新で6か月以上になるものを含む)です。やむを得ない事由がある場合などの例外もあります。

この義務を負うのは発注する側です。フリーランスが自分から保守をやめるときに、この条文が30日前の予告を求めているわけではありません。

反対に、読者が保守の一部を別のフリーランスに外注していて、その契約を打ち切るときは、読者が予告する側になることがあります。従業員を使っているなど、法律の「特定業務委託事業者」にあたるかどうかで決まるので、外注先にも手放すことを伝える前に確かめてください。発注する側の義務は「フリーランス新法とWeb制作の外注:条件の明示・60日払い・発注文例」にまとめています。

自分からやめるときに効くのは民法

月額で継続して作業する保守は、民法の「準委任」(法律行為でない事務の委託。第656条)と考えられることが多い契約です。準委任には委任の規定が使われ、第651条1項は「委任は、各当事者がいつでもその解除をすることができる」としています。

ただし第651条2項は、相手に不利な時期に解除したときは、やむを得ない事由がある場合を除いて、相手の損害を賠償しなければならないとしています。保守でいえば、リニューアルの公開の直前、お客の繁忙期、障害の対応の最中は避けるべき時期です。

もう一つ覚えておきたいのが第654条です。委任が終わっても、急迫の事情があるときは、お客が自分で処理できるようになるまで必要な処分をしなければならない、とされています。引き継ぎの途中でサイトが止まったら、終了日を過ぎていても最低限の対応は求められうる、ということです。

契約書に定めがない場合の予告期間に、法律の決まった日数はありません。実務の目安として(法定ではありません)、次の担当を探す時間と、後で書くドメインの手続きの時間を足して、2〜3か月は見ておくと余裕があります。個別の契約で賠償が問題になりそうなときは、弁護士に相談してください。フリーランスと発注者のトラブルは、厚生労働省の委託で第二東京弁護士会が運営する「フリーランス・トラブル110番」(無料、電話 0120-532-110、平日9:30〜16:30)でも相談できます。

お客への伝え方:連絡の順番と文例

伝える順番は、口頭(またはオンラインの打ち合わせ)、同じ内容のメール、終了の合意書の三段です。メールだけで突然伝えると、お客は「見捨てられた」と受け取りやすく、引き継ぎの協力を得にくくなります。

伝える前に決めておくこと

  • 最後の作業日(終了日)と、予告から終了日までの期間
  • 終了日までに自分がやる作業と、やらない作業
  • 引き継ぎにかかる作業の費用(月額に含めるか、別に請求するか)
  • 次の担当を紹介するか、お客に探してもらうか
  • ドメインとサーバーの名義をどの順番で移すか(後の節で説明します)

文例1:事業の方針を変えるため

件名:ホームページ保守の終了についてのご相談

○○株式会社
△△様

いつもお世話になっております。□□です。
先日お電話でお伝えした件を、あらためてメールでお送りします。

事業の方針を見直した結果、ホームページの保守を
20XX年X月末日をもって終了させていただきたく、ご相談いたします。
長くお任せいただいたにもかかわらず、こちらの都合で申し訳ありません。

終了日までは、これまでどおり保守を続けます。
あわせて、次のご担当にスムーズに移れるよう、次のことを行います。
・サイトの構成、アカウント、作業の履歴をまとめた引き継ぎ資料の作成
・ドメインとサーバーの契約を御社名義に移す手続きのお手伝い
・次のご担当との打ち合わせ(1回)

次のご担当は、ご希望があれば候補をご紹介します。
日程や進め方について、X月X日までにご都合をお聞かせください。

文例2:対応の質を保てなくなったため

件名:ホームページ保守の体制についてのご連絡

(宛名・挨拶は文例1と同じ)

ご相談いただく作業の量が増え、いまの体制では
これまでと同じ早さと質でお応えし続けることが難しくなりました。
中途半端な対応でご迷惑をおかけする前に、
20XX年X月末日をもって保守を終了させていただきたいと考えております。

(以下、終了日までの対応と引き継ぎの内容は文例1と同じ)

理由は、事実を一文か二文で書けば足ります。お客の対応への不満を並べると、引き継ぎの協力を得にくくなります。

文例3:やめずに条件を変える提案

件名:保守の内容と料金の見直しのご相談

この半年の作業を振り返ると、月の作業が平均X時間となり、
いまの月額でお受けできる範囲を超えている状況です。
20XX年X月分から、次のいずれかに変更させていただけないでしょうか。

案A:月額をX円に変更し、作業の内容はいまのまま
案B:月額はいまのまま、作業を「更新とバックアップの確認・月X回までの修正」に絞り、
   範囲外の作業は1時間X円で別にお見積り

どちらも難しい場合は、保守の終了と、次のご担当への引き継ぎについてご相談させてください。

文例3の時間や金額は、前の節で出した自分の数字に置き換えてください。

終了の合意書に入れること:期日・範囲・費用・著作権

話がまとまったら、合意した内容を一枚の書面にして双方で残します。合意書の形が大げさならメールでもかまいませんが、次の項目は必ず文字にします。

項目 書く内容の例
終了日 20XX年X月X日をもって保守契約を終了する
終了日までの作業 通常の保守、引き継ぎ資料の作成、次の担当との打ち合わせ1回
費用と精算 最後の月額の請求日と支払日、引き継ぎの作業の費用の有無
名義の移転 ドメイン・サーバー・有料ライセンスを、いつまでにお客の名義にするか
終了後の対応 終了後の問い合わせは受けない、または期間と時間単価を決めて受ける
著作物の扱い 次の担当が手直しすることを認める(下で説明)
秘密の保持 手元に残ったデータを消す時期と、消したことの報告

次の担当が「手直ししてよいか」を書面で確かめる

制作時の契約で「著作権はすべて譲渡する」とだけ書いてある場合、注意が要ります。著作権法第61条2項は、譲渡の契約で第27条(翻案など)と第28条(二次的著作物の利用)の権利が特に書かれていないときは、譲渡した側に残っていると推定する、としています。

さらに第20条は、著作者が自分の著作物について、意に反する改変を受けない権利(同一性保持権)を定めています。次の担当がテーマやコードを手直しするときに揉めないよう、合意書に一文入れておくと安心です。

甲(制作者)は、本件ウェブサイトのデザイン、テーマ、プログラムその他の著作物について、
乙(お客)および乙が委託する第三者が、乙の事業のために改変・翻案して利用することを認め、
これらの利用について著作者人格権を行使しない。

これは例文です。もとの制作の契約の内容によって必要な書き方は変わるため、金額の大きいサイトや権利の争いが心配な場合は、専門家に確認してください。

ドメインとサーバーの名義を返す:順番を先に決める

自分の名義で取ったドメインやサーバーは、終了日より前に、お客の名義に移すのが基本です。手続きに日数がかかるうえ、順番を誤ると移管が止まるため、お客に伝える前に段取りを決めておきます。

根拠の一つになるのが民法第646条2項です。受任者は、委任者のために自分の名前で取得した権利を、委任者に移さなければならない、とされています。お客のために自分の名義で取ったドメインは、これにあたると考えられます(どこまであてはまるかは契約と事情によります)。

.jp ドメイン

JP ドメイン名の管理を別の事業者(指定事業者)に移す「指定事業者変更」では、認証コード(AuthCode)が必要です。いまの指定事業者に発行を申し込み、コードは JPRS が生成します。有効期限は生成から35日で、切れたら申し込み直しです。この手続きは2023年11月12日までが移行期間で、2023年11月13日から認証コードが必須になっています。

名義(登録者)をお客に変えることと、管理する事業者を変えることは、別々に考えてください。どちらが必要か、どの順で進めるかは、いまの事業者の案内で確かめます。

.com などの gTLD

ICANN の移管のルール(Transfer Policy。いま効いている版は2024年2月21日公開)には、日程に響く決まりが二つあります。

  • 登録者を変更(Change of Registrant)した後、レジストラは60日間、別のレジストラへの移管をロックしなければならない。ただし、変更の申請の前に登録者がこのロックを断れる(opt-out)ようにしてもよい
  • 登録から60日以内、または前の移管から60日以内の移管は、レジストラが拒否できる

つまり、先に登録者をお客に変えてからレジストラを移そうとすると、opt-out ができないレジストラでは60日待つことになります。登録者の変更の画面で opt-out を選べるかを先に確かめ、選べないなら「先にレジストラを移す」か「レジストラはそのまま、アカウントごとお客に渡す」かを選びます。

なお ICANN の理事会は2026年6月7日に、この移管のルールの見直し(47の勧告)を採択しました。決議には施行日が書かれていないので、手続きの時点で ICANN とレジストラの案内を確かめてください。

サーバーと外部のサービス

自分の契約のサーバーに載せている場合は、お客の名義で新しく契約してもらい、サイトとメールを移してから、自分の契約を解約します。移す数日前に DNS のレコードの TTL を短くしておくと、切り替えが早く反映されます。メールを同じサーバーで動かしているなら、MX のレコードと、メールソフトの設定の変更をお客に案内することも忘れないでください。

サーバーの引っ越しで WordPress の URL が変わる場合、データベースを単純に文字列で置き換えると、シリアライズされたデータが壊れることを、WordPress の公式の文書が注意しています。公式の文書は WP-CLI の search-replace で GUID の列を除いて置き換える方法を示しているので、作業する次の担当に公式の文書の URL を渡してください。

サービス 移すときの考え方
Google Search Console お客を所有者にしてから、自分を外す。外した後も自分の確認用のトークン(HTML ファイル・タグ・DNS のレコード)が残っていると所有権を戻せてしまうため、トークンも消す
Google アナリティクス お客のアカウントに管理者の権限を渡してから、自分の権限を外す
フォーム・予約などの外部サービス 契約者が誰かを確かめ、自分の契約ならお客の契約に作り直す
有料のテーマ・プラグイン ライセンスの名義と更新日を確かめ、お客の名義で買い直すか、規約で譲渡できるかを確かめる
CDN・バックアップのサービス 自分の契約なら、お客の契約に切り替えるか、次の担当に引き継ぐ

引き継ぎ資料のひな形:渡すもの、渡さないもの

引き継ぎ資料は、親切のためだけのものではありません。民法第645条は、委任が終わった後に受任者が遅滞なく経過と結果を報告することを求めており、資料はその報告にあたります。

WordPress のサイトなら、管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」で、WordPress のバージョン、有効・無効のテーマとプラグイン、サーバーの PHP のバージョン、データベースなどが一覧できます。同じ画面に情報をクリップボードにまとめてコピーする機能もあるので、資料の土台に使えます。ただし、サーバーのパスなどの情報も含まれるため、渡す前に中身を見てください。

次のひな形をコピーして、サイトごとに埋めます。

■ 引き継ぎ資料(サイト名:       作成日:20XX年X月X日)

1. サイトの概要
・URL/公開日/主な機能(お問い合わせフォーム、予約、会員など)

2. ドメイン
・ドメイン名/管理している事業者(レジストラ)/登録者の名義/有効期限
・DNS のレコードの一覧(A、CNAME、MX、TXT)と、それぞれの用途

3. サーバー
・事業者とプラン/契約者の名義/更新日
・PHP のバージョン/データベースの種類とバージョン
・定期実行の処理(cron)があれば、内容と間隔
・SSL 証明書の種類と更新の方法

4. WordPress
・WordPress のバージョン
・テーマ(親テーマ・子テーマ)と、自分で書いたコードの場所
・プラグインの一覧と、それぞれを入れている理由
・更新を止めているプラグインがあれば、その理由と、更新すると何が壊れるか

5. バックアップ
・取っている場所/世代の数/取る間隔
・戻す手順(実際に戻したことがあるかどうかも書く)

6. アカウントと外部サービス
・サービスの名前/アカウントの持ち主/自分の権限を外す予定日
・パスワードは書かない(下の注意を参照)

7. 過去の障害と対応
・日付/何が起きたか/どう直したか

8. やり残しと、知っている問題
・終了日までに終わらない作業/気づいているが直していない不具合

パスワードは資料に書かないでください。資料はメールで転送されたり、印刷されたりします。パスワード管理のサービスの共有機能で渡すか、お客に自分でパスワードを作り直してもらい、その手順だけを資料に書きます。

Handoff では、この内容を項目にした引き継ぎチェックリストを無料で公開しています。受ける側の確認と突き合わせたいときに使ってください。

次の担当の見つけ方と、紹介するときの責任の範囲

次の担当は、お客が自分で探すか、自分が紹介するかのどちらかです。紹介するなら、紹介した後の責任をどこまで持つかを、お客と次の担当の両方に最初に伝えておきます。

探し方 良い点 注意すること
知り合いの制作者に紹介する 技術の水準と人柄が分かっている 関係が近いぶん、後で問題が起きたときに板挟みになりやすい
制作会社に頼む 体制があり、担当が抜けても続く 月額や作業の範囲がいまと変わることがあるので、見積りをお客に先に見てもらう
クラウドソーシングなどで募集する 候補が多い 募集の文面にサイトの情報を書きすぎない
お客に探してもらう 自分の責任が軽い お客が探し方を知らないと、終了日に間に合わない

紹介するときに決めておくことは、次の四つです。

  • 紹介料を受け取るか(受け取るなら、お客にもそのことを伝える)
  • 紹介した後の作業の質は保証しない、と伝えるか
  • 並走の期間(例:2週間〜1か月)と、その間の問い合わせの費用をどちらが払うか
  • 次の担当との打ち合わせの回数(例:1回)

並走の期間に、お客から自分と次の担当の両方に同じ依頼が来ると、二重の作業と二重の請求が起きます。「X月X日からの依頼は次の担当へ」と切り替えの日を決めて、お客に一度だけはっきり伝えてください。

候補を探す方法の一つとして、Handoff では、保守を手放したい制作者が、お客の名前やサイトの URL を伏せたまま「引き継いでほしい」を出せます。会員のプランは出すのも受けるのも同じ月300円(税込)で、いまは試験公開中のため無料、成約の手数料はありません。報酬は当事者どうしで直接やり取りし、Handoff は決済を仲介しません。

次の担当が受ける前に確かめたいことも、紹介の段階で伝えておくと話が早く進みます。PHP や WordPress のバージョンが古くないか、使っていないプラグインやテーマが残っていないか、自分で書いたコードがどこにあるか、の三つは、引き継ぎ資料の4番の項目で答えられるようにしておきます。

終わりの日にやること:権限を消して、終わったと確かめる

終了日には、自分が入れる場所をすべて閉じ、お客にそれを報告して終わります。権限が残ったままだと、終わった後にサイトで何か起きたとき、誰が触れられたのかを切り分けにくくなります。

終わりの日の確認リストです。

出典・参考

  1. 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律 第16条(e-Gov 法令検索)(デジタル庁(e-Gov))
  2. フリーランス・事業者間取引適正化等法(施行日の案内)(厚生労働省 愛媛労働局)
  3. フリーランス法の施行(継続的業務委託の解説)(労働政策研究・研修機構)
  4. フリーランス取引の状況についての実態調査(法施行前の状況調査)の結果について(公正取引委員会)
  5. フリーランス取引の状況についての実態調査の結果(厚生労働省)
  6. フリーランス法の認知度と取引の実態(調査結果の紹介)(労働政策研究・研修機構)
  7. 民法 第651条(委任の解除)(デジタル庁(e-Gov))
  8. 民法 第656条(準委任)(デジタル庁(e-Gov))
  9. 民法 第645条(受任者による報告)(デジタル庁(e-Gov))
  10. 民法 第646条(受任者による受取物の引渡し等)(デジタル庁(e-Gov))
  11. 民法 第654条(委任の終了後の処分)(デジタル庁(e-Gov))
  12. 著作権法 第61条(著作権の譲渡)(デジタル庁(e-Gov))
  13. 著作権法 第20条(同一性保持権)(デジタル庁(e-Gov))
  14. 指定事業者変更の手続き(認証コード)(日本レジストリサービス(JPRS))
  15. Transfer Policy(ICANN)
  16. Approved Resolutions | Regular Meeting of the ICANN Board 7 June 2026(ICANN)
  17. Moving WordPress(WordPress.org)
  18. Site Health screen(WordPress.org)
  19. Search Console のプロパティの所有者、ユーザー、権限を管理する(Google)
  20. フリーランス・トラブル110番(厚生労働省(第二東京弁護士会に委託))

保守の引き継ぎWordPressドメイン移管契約・解約フリーランス

Handoff 編集部Web 制作者どうしで案件と保守を渡し合う場「Handoff」の編集部です。制作の現場と、ホームページの保守の困りごとについて書いています。